視線を大事にした空間造り

最近では視線を遮る間仕切りや壁をなくし、できるだけ視線が奥に繋がるような空間造りが求められます。間仕切りや壁がないことでLDKの一体感は高まり、家族が顔を合わせて互いの目を見てコミュニケーションを取ることができるのです。視線が繋がることで安心感が得られますし、コミュニケーションも弾みます。

この視線の高さにも注目してみてください。例えば、一体感のあるLDKのキッチンをダウンフロアにします。キッチンの床を下げることで、キッチンの目の前に広がるダイニングで食事をする家族と同じ目線の高さでコミュニケーションを取ることができます。通常はキッチンで立って家事を行うママの視線は、ダイニングで座って食事をする家族にとっては上からの目線となります。しかし、キッチンをダウンフロアにすることで上からの視線ではなく、同じ高さの目線となるため威圧感がなくなりコミュニケーションが取りやすくなるのです。意識せず自然と目線の高さがあうようにするのもいいのではないでしょうか。

また、階段途中のスペースを利用してスキップフロアを設けます。一階のLDKとの繋がりを大事にするには階段4、5段目あたりにスキップフロアを設けるのです。そうすることで一階で過ごす家族との一体感を得られるのです。一階のLDKからもスキップフロアへとしっかり視線が届きますし、スキップフロアからは一階を見渡せば家族と視線を合わせることができ、違う異空間で過ごしながらも視線が繋がることで家族の気配を感じ、安心できます。各スペースで過ごすそれぞれの時間も大事にすることができるのです。視線の繋がりを大事にしたいものです。

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This entry was posted on 月曜日, 4月 17th, 2017 at 11:03 AM and is filed under 住宅. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Both comments and pings are currently closed.

 

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