私は家事や育児の合間の時間を利用してパソコンを使用して仕事を行っています。主人においても家に持ち帰って仕事を行うことが多いため、仕事に集中できるスペースを新居に希望したのです。それを一体感のあるLDKに隣接するかたちで設けられた小上がりの和室に設けたのです。
和室に高さを設けた理由は、長時間パソコンに向かって仕事がしやすいようにするためです。造り付けたカウンターは、横幅を確保すると同時に奥行も確保しました。パソコンを開いて、資料を開いて作業がしやすいようにしたのです。また、配線がスッキリとするように配線を通す穴を設け、カウンター上部にはコンセントも確保しました。カウンターのサイドには壁面収納を設け、子ども達のおもちゃや絵本、仕事の資料にパソコン関連用品などをスッキリと収納することができています。パソコンや仕事に使用するものがしっかりと整理でき、サッと取り出して利用できるため便利で仕事のしやすさが増しています。
カウンターの下は掘りコタツのように掘り込んだ造りにしました。そうすることで足をゆったりと伸ばして長時間仕事がしやすい環境となっているのです。これは和室に高さを設けて小上がりにしなければできないことです。
LDKに隣接した和室にこのようなスペースを設けたのは、我が家にはまだ小さい子どもがいるからです。ここで仕事をしながら和室やリビングで遊ぶ子ども達の様子を把握することができるのです。安心して仕事を行えますし、仕事と育児の両立もしやすいのです。いざという時には建具で区切って個室の和室で仕事を行うことができます。ここにパソコンスペースを設けて仕事を行う環境がしっかりと整えられているのです。
Posted by わとそん君 on 6月 18th, 2018
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住宅への満足度を高めるためには、収納への充実を高めることが一つのポイントです。一か所に大型の収納庫を設けておけば収納への満足度を高められるというわけではありません。適材適所に必要な物がきちんと収められており、収納している物が把握しやすく、そして出し入れをしやすくしておくことがポイントです。それに加えて「動線」にも配慮することで、物を出し入れする際に無駄な動きを省くことができ、物の管理がよりしやすくなるのです。
例えば、玄関と洗面室の動線上にウォークスルークローゼットを設けます。帰宅してリビングまでの動線上にこのクローゼット、そして隣に洗面室を設けておきます。そうすれば外出先で着ていた上着をここのクローゼットにしまい、カバンも整理します。その先に広がる洗面室で手洗いを行い、部屋着に着替えれば後はリビングでゆったりとくつろぐことができます。玄関からリビングまで無駄な動きが全くないためスムーズな動線で暮らしやすさを感じられるのです。
我が家にも動線を意識した収納スペースを設けています。この収納スペースは家事の効率を高めることにも繋がっています。それは、キッチンと洗面室の間にウォークスルー収納を設けています。二つの空間を繋ぐ通路の片側をキッチンパントリーとして利用して、もう片側を洗面クローゼットとして利用しているのです。
キッチンで夕飯の支度をしながら、洗面室で入浴の事前準備を行うなど同時に2種類の家事を行うことも多いです。キッチンから洗面室に向かう手前のこの洗面クローゼットで家族の下着やパジャマを取り出し、その先に広がる洗面室へセットします。キッチンへ戻ってくる際には夕飯で使用する食材や調理器具などを取り出しキッチンでスムーズに使うことができ、これらの家事を行う際に無駄な動きが一切ありません。スムーズな動線である上に必要な物がサッと取り出せ、利用できるので収納への不満が一切ありません。このように動線に配慮した収納を設けましょう。
Posted by わとそん君 on 5月 2nd, 2018
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家造りを成功させるには依頼する業者の存在が非常に大きな鍵を握っていると言っても過言ではありません。人生最大の買い物となる住宅は、できるだけ後悔や失敗はしたくないものです。しかし、家造りを行った大部分の人が予算をオーバーしたという失敗談を口にします。
我が家は限られた予算ではありましたが、予算内で期待以上の住まいを完成させることができました。それは、業者の人の的確なアドバイスがあったからだと思います。予算がかさむ提案をしてくる時には同時に節約できるポイントもアドバイスしてくれました。少々割高な無垢材や漆喰を用いた我が家ですが、いい素材を取り入れることができながらも予算内で抑えることができたのです。
業者を選ぶ際に我が家が重視したことは、経験豊富であることと、信頼できるパートナーとなれるかどうかということです。経験の豊富さは単に住宅への知識を高めるだけでなく、和から輸入住宅まで幅広い住宅へのプラン展開ができることにも繋がります。そのためいつも我々は幅広い選択肢の中から最良の一つを選ぶことができました。狭い選択肢の中で選ぶのと、幅広い選択肢の中から選ぶのでは住宅の完成度も違うのです。
建物へのアドバイスはもちろん、土地についてや住宅ローンの組み方においてもアドバイスしてくれました。そのため住宅に関わること全て相談しました。親身になって相談にのってくれたため信頼関係も自然と深められました。施工の丁寧さはもちろん、引き渡し後のアフターメンテナンスにおいても重要視してくれるため安心して新居での暮らしを満喫できています。まずは自分達に合った最高のパートナーを見つけ出しましょう。
Posted by わとそん君 on 3月 19th, 2018
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住宅の不満で一番多いのがコンセントの位置や数です。家造りにおいて配線計画は後半で行います。それだけについ軽視されがちなのですが、ちょっとした不満でも生活に与える影響は意外と大きいだけにしっかりと考えて計画する必要があるのです。
例えば、掃除機をかける際に、コンセントを何度も抜き差しするのは面倒です。掃除の際に掃除機をかける機会が多いだけに、挿し口を何度も変えず一か所でワンフロアかけられると効率よく掃除が行えます。また、最近では充電式の掃除機を利用する家庭も多いです。この掃除機を収納する収納庫内にコンセントを設けておくようにしましょう。そうすれば掃除機を収納している状態で充電も行えるので便利です。
家具と家電の配置をしっかりと確認し、またどこでどのような電化製品を使用する可能性があるかも考えて余裕を持ってコンセントの数を設けておきましょう。コンセントは設けすぎていても邪魔に感じることがないだけに余裕を持って設けておくといいと思います。今まではコンセントは足元部分の低い場所に設けられることが多かったです。例えば、ダイニングテーブルよりも高い位置にコンセントを設けておけば、テーブルでホットプレートやたこ焼き器を利用する際にこれらのキッチン家電が利用しやすくなるのです。
私が新居でコンセントへの不満を挙げるならば、コンセントの位置です。キッチンのコンロの足元部分にコンセントを設けているのですが、フードプロセッサーやハンドミキサーを利用する際、コードが届きにくく作業カウンターより高い位置にコンセントを設けておけばよかったと後悔しています。コンセントの位置や数に注目して家造りを行い不満のない家を目指しましょう。
Posted by わとそん君 on 1月 30th, 2018
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家造りを進めるにはまず家を建てる土地が必要です。なかなか自分に合った土地が見つからず家造りが一向に前に進められないという家庭も多いのです。近年土地を手放そうとする人も少なく、土地探しは非常に厳しい現状です。
しかし、建売住宅なら土地を探す手間が省けます。建売住宅が多い分譲地では、その分譲地全体が一つの街のようになっているケースも多いです。学校や病院、スーパーなど日々の暮らしに欠かせないものがしっかりと整っている環境のものも多いのです。それでいて価格が安いという魅力もあるのです。
建売住宅は、規格化された住宅が多いため建築コストを安く抑えることができるのです。そして土地の仲介手数料などの余計な費用がかかる注文住宅と比べると、このような費用のかからない建売住宅は2~3割割安で住宅を手に入れることができるのです。
そして、建売住宅の場合、建物が完成している場合が多く、実際の建物をそのまま見学できるという魅力があります。実際の間取り、設備、デザインなどを確認できるので暮らしをイメージしやすいのです。確認できるのはそれだけでなく、日当たり状況や外からの騒音なども体験できるためこれがまた大きな判断材料となるのです。
住宅を購入する際には、建売住宅にしようか注文住宅にしようか悩む家庭も多いと思います。後悔しないように建売住宅も注文住宅もしっかり比較し、自分達に合った方を選択しましょう。
Posted by わとそん君 on 12月 19th, 2017
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最近一番人気のキッチンスタイルは、フルオープンキッチンです。使い勝手の良くない吊り戸棚をなくし、コンロ部分は耐熱用のガラス張りにして視界を遮るものをなくし、リビングやダイニングとの一体感を高められるこのスタイルは、家族がキッチンへ近寄りやすく、コミュニケーションの取りやすさが大きな魅力です。
キッチンからフルフラットに伸びるカウンターには家族が集まってきやすく、お手伝いがしやすいスタイルでもあるのです。このキッチンの対面側のカウンター下には一面で収納スペースを設けておけば、普段使いするカップや食器、お酒類などキッチン用品を収納しておけば一層家族がお手伝いしやすく、キッチン用品だけでなく、救急箱やお薬、日用品などもここに収納しておくことができます。収納する物に合わせて棚を変えられるようにしたり、引き出し収納を取り入れ、物の出し入れや管理がよりしやすいようにしておくのもポイントです。
しかし、このスタイルのキッチンは、調理中や調理後の乱雑になっているキッチンがリビングやダイニングから丸見えになってしまうというデメリットがあります。そこで気になる手元部分を隠せる腰壁を設けたセミオープンキッチンも人気です。腰壁があることで空間のメリハリが生まれますし、もちろん乱雑になっているキッチンが丸見えになることもありません。これなら急なお客様にもスムーズに対応できますし、片付けが苦手な人でも安心です。キッチンは女性にとっては非常に重要な空間であるだけに自分に合ったキッチンスタイルを取り入れたいものです。
Posted by わとそん君 on 10月 9th, 2017
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我が家は生活の中心となる一階に家族の衣類を一か所で管理できるファミリークローゼットを設けました。身だしなみを整えたり、着替えを行う機会の多い洗面室の横にこのファミリークローゼットを設けたのです。家族全員の衣類をここに収められるようにしたことで洗濯物の片付けが格段に効率よく行えるようになりました。
今までは子ども達の衣類、夫婦の衣類、タオル類や下着などそれぞれ別々のクローゼットで管理していました。たたんだ洗濯物をクローゼットにしまうという作業だけで、無駄に住宅内を行ったり来たりしなければならずつい「しまう」という作業を後回しにしがちでした。
ファミリークローゼットを設けたことでこの家事への不満を解消することができたのです。
子どもが小さいと着替えを行うことも多いです。そこで生活の中心となる一階に衣類が揃っていることで、着替えがスムーズに行えるのです。衣類の管理のしやすさが高まるだけでなく、家族みんなにとって着替えがスムーズに行える便利なクローゼットとなっています。洗面室の隣にあることで、タオルの補充や入浴の事前準備なども今までより格段に楽に行えています。
今まではリビングに脱ぎ散らかっていた洗濯物も、ファミリークローゼットで衣類を取り出し、隣の洗面室で着替え、そのまま洗濯物は洗濯カゴへ入れるという習慣が身に付き、衣類がリビングに散らかることがほとんどありません。外出時もサッと上着を取り出し出かけられるので便利です。各所に広々としたクローゼットを完備する必要もなく、スペースを広々と利用できていることも嬉しい点です。
Posted by わとそん君 on 6月 21st, 2017
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最近では視線を遮る間仕切りや壁をなくし、できるだけ視線が奥に繋がるような空間造りが求められます。間仕切りや壁がないことでLDKの一体感は高まり、家族が顔を合わせて互いの目を見てコミュニケーションを取ることができるのです。視線が繋がることで安心感が得られますし、コミュニケーションも弾みます。
この視線の高さにも注目してみてください。例えば、一体感のあるLDKのキッチンをダウンフロアにします。キッチンの床を下げることで、キッチンの目の前に広がるダイニングで食事をする家族と同じ目線の高さでコミュニケーションを取ることができます。通常はキッチンで立って家事を行うママの視線は、ダイニングで座って食事をする家族にとっては上からの目線となります。しかし、キッチンをダウンフロアにすることで上からの視線ではなく、同じ高さの目線となるため威圧感がなくなりコミュニケーションが取りやすくなるのです。意識せず自然と目線の高さがあうようにするのもいいのではないでしょうか。
また、階段途中のスペースを利用してスキップフロアを設けます。一階のLDKとの繋がりを大事にするには階段4、5段目あたりにスキップフロアを設けるのです。そうすることで一階で過ごす家族との一体感を得られるのです。一階のLDKからもスキップフロアへとしっかり視線が届きますし、スキップフロアからは一階を見渡せば家族と視線を合わせることができ、違う異空間で過ごしながらも視線が繋がることで家族の気配を感じ、安心できます。各スペースで過ごすそれぞれの時間も大事にすることができるのです。視線の繋がりを大事にしたいものです。
Posted by わとそん君 on 4月 17th, 2017
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家族が毎日行き来を行う玄関は、行き来のしやすさを大事にしたいですし、家に来たお客様はまず玄関に足を踏み入れるため、スッキリと生活感を感じさせず素敵な空間を保ちたいものです。最近では、玄関が従来よりも広々とスペースを取る家庭が多く、シューズクロークに力を入れています。家族の靴や傘を収納しておくことができるのはもちろん、土間収納スペースまでも確保しておくことで玄関周りに散らかりがちなものもスッキリと片づけられるのです。
ポイントは、ブーツをストレスなく収納することができたり、靴を箱にしまったまま収納できるようにしておくことです。どこにどの靴があるかが一目で分かれば、出し入れもしやすく外出がスムーズに行えます。このシューズクロークの収納力を充実させることで、玄関部分には靴箱など余計なものを設置する必要がなくなります。
玄関を広々とした印象にすることができますし、ベンチを設けて靴の脱ぎ履きの際に楽に行える環境を整えておくのもいいのではないでしょうか。足腰の弱った高齢者にはこのようなベンチが玄関にあると便利ですし、長さのあるブーツの脱ぎ履きの際も重宝します。土間収納スペースには、ベビーカーや三輪車、外で使用するガーデニング用品や洗車用品など室内に持ち込むことができないものをしっかりと収納しておきます。小物から大きさのあるものまで整理できる土間収納スペースがあると玄関にものが散らかりにくいのです。
玄関は明るく清潔感のある空間を保ちたいものです。玄関を吹き抜けにすることで、太陽の日差しを採りこめ、照明いらずで明るい空間が広がります。シューズクロークにはニオイ対策として窓を設けたり、ナノイー発生機を設けて清潔さを保ちたいものですね。
Posted by わとそん君 on 3月 9th, 2017
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今まで洗面室の広さは1坪が一般的でした。しかし最近では1坪以上の広さに余裕のある洗面室が人気となっています。我が家も洗面室の重要度を考えると広さに余裕のある洗面室を希望したのですが、LDKをより重視したこともあり洗面室の広さは1坪しか得られませんでした。
しかし1坪という限られた空間でも無駄なスペースを生むことなく、空間を上手に利用することで使いやすい空間が広がるのです。まず洗面室の扉は引き戸を採用しました。開き戸とは違い引き戸にすることでデッドスペースを生まず空間を最大限に有効活用できます。そして洗面室の窓は天井近くに横長の窓を設置しました。
多くの家庭で洗濯機の上部辺りに窓が設けられることが多いのですが、我が家は洗濯機の上部の空いた空間を利用して収納スペースを充実させたかったため、窓は天井近くの高い位置に設けたのです。ここに設けたことで窓を物で塞ぐこともありませんし、しっかりと明るさを確保でき、チェーンで開閉できるため風通しもしっかり確保できています。洗濯機の上部にはオープン棚を設けて家族の下着やパジャマを収納しています。
そして洗面台と洗濯機の間に生まれる20~30㎝ほどの隙間もそのままにしておくのではなく、隙間収納を設けてタオル類やお化粧、洗濯関連用品を収納できるスペースとして利用しています。洗面室で必要な物がきちんと洗面室内で整理できていますし、入浴の前後で服を脱いだり着たりするにも広さは十分です。入浴の前後では開閉式のカウンターを設けることで、着替えを置いたりすることができています。入浴が終わればカウンターは閉じてスッキリさせれば広々とします。工夫次第で1坪でも十分なのです。
Posted by わとそん君 on 11月 21st, 2016
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