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車の管理方法

 我々の暮らしには車の存在が欠かせないものとなっています。高級品でもあるだけに、安全に、安心して管理できるよう、家造りにおいてはしっかりと車をいかに管理するかということを考えておかなければなりません。
一般的には庭などにカーポートが設けられ、そこで車を駐車しておきます。しかし、より安全に、そして安心して車を管理するにはビルトインガレージがいいと思います。これは、建物内部に駐車スペースを確保したものをいいます。1階部分に車が入るように大きな開口部を持つのが特徴です。カーポートとの違いは、車を壁面でスッポリと覆うことができることです。正面にシャッターを設けておけば外部に車がさらされる部分がないので、より安心して車を管理することができるのです。雨や雪、強い紫外線や砂ぼこりなどから愛車をしっかりと守れることで劣化抑制にも繋がりますし、車上荒らしなどの車へのいたずらなどにも巻き込まれづらくなります。車を安心して管理できるばかりではなく、設計次第では生活面においても便利さを感じられるのです。
このビルトインガレージから直接居住スペースへと出入りできるように設計しておけば、住まいと車の距離がグンと縮まります。雨や雪などの悪天候時でも濡れることなく車の乗り降りができますし、買い物からの帰宅時には重たい荷物をスムーズに室内へ搬入することができるため、荷物を持って移動する手間が省けます。ママにとっても便利さを感じられます。スペースに少し余裕を持たせておけば、アウトドア用品や車の工具、洗車用品、屋外用の子どものおもちゃなどを整理できる外部収納としても利用させることができるのです。
車をいかに管理するかということも家造りにおいてしっかりと考えておかなければならないのです。

Posted by on 3月 8th, 2022 車の管理方法 はコメントを受け付けていません

リビングにスキップフロア

 最近ではワンルームのように一体感の高いLDKが設けられることが多いです。視界を遮る壁や建具はできるだけ設けず、空間の繋がりを大事にします。しかし、全く壁がなくなってしまうと空間のメリハリが損なわれ、居心地の良さを低減してしまうのです。
そこで広々としたリビングに階段2、3段高さを設けたスキップフロアを設けます。このようにスキップフロアを設けて空間に立体感をだすことで壁がなくてもしっかりと空間のメリハリが生まれます。くつろぐスペースと子ども達が遊ぶキッズスペースという風に空間を分けて利用することで、くつろぐスペースに子ども達のおもちゃが広がる心配もありませんし、より落ち着いた雰囲気の空間が広がります。リビングにキッズスペースがあることで子ども達は親の顔を見ながら、遊びに集中できますし、思い切りおもちゃを広げて遊ぶことができます。子ども達が成長すればスタディーコーナーとして利用できるようにスペースに合わせてカウンターを造り付けておきます。親の目が行き届く環境にスタディーコーナーを設けておくことで家事と育児の両立もしやすくなります。子ども達が利用しなくなった時は家事スペースやパソコンスペースとして利用できるように、コンセントを設けておきます。広さに限りのある空間だけに壁の厚みを利用して収納スペースを設けておくと、ここで使用するものをスッキリと片づけられてより利用しやすいスペースが広がります。
空間のメリハリを得ることで、生活にもメリハリが生まれるため空間の繋がりを大事にしたい時には、空間のメリハリにも注意しておきましょう。

Posted by on 1月 17th, 2022 リビングにスキップフロア はコメントを受け付けていません