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多様化する和室

住宅の洋風化が進み、和室が一室もないという家も珍しいことではなくなりました。和室を設けている家庭の中でも、昔ながらの純和風の和室を設けるよりは、いかに洋風の空間に馴染み、違和感がないような和室にするかというのが和室のテーマの一つでもあると思います。それには和室を設ける位置が変化しているからです。

今までは玄関近くに独立型の和室が設けられることが多かったです。客間として利用していました。しかし最近では、客間を設けても利用する機会がほとんどないという家庭が多く、リビングと一体型の和室が設けられることが多いのです。普段は建具で仕切ることなくオープンにしておくことで、リビングにより広さや開放感を与えてくれます。

また和室をリビングの延長として利用できるため、普段使いできる便利な空間となるのです。いざという時は建具で区切って個室としても利用できるようにしておくと、より和室の使い勝手の良さが高められるのです。リビングと繋がった和室にすることで、洋風LDKと畳の和室が違和感なく存在するように配慮する人も多いのです。畳も琉球畳を取り入れ、モダンでスタイリッシュな空間にし、地窓を設けて明るさをプラスし、和室の印象を華やかにするのです。

和室に高さを設けて小上がりにするのもいいと思います。空間的な繋がりを大事にしつつ、高低差を付けることで空間にメリハリを付けられます。日本人なら畳のある空間をいつまでも大切にしたいものです。暮らしや住宅との雰囲気に合わせて自分達らしい和室を設けてみて下さい。

Posted by わとそん君 on 9月 28th, 2016 コメントは受け付けていません。

長押のある和室

以前の日本の和室には長押というものがありました。この長押というのは、柱を固定するための構造材だったのですが、建築技術の発達に伴い徐々に装飾として用いられるようになったのです。そして最近では住宅の洋風化が進んでいき、和室が一室もない住宅も増えてきました。

そして和室を設けたとしても昔ながらの純和風の和室ではなく、モダンなスタイリッシュな和室が増えてきました。その結果、和風テイストを強める長押は取り入れられなくなってきたのです。私の実家の和室には長押があります。この長押を洋服掛けとして活用しています。私の実家のように長押を洋服掛けとして利用している家庭も多いのではないでしょうか。

私は結婚をし、最近新築住宅を購入しました。この住宅に設けた和室には長押がありません。しかし実家の和室に慣れていた私は、長押が便利な洋服掛けになることを知っているだけに、長押のない和室はどこか不便さを感じていました。そこで我が家の和室には一部分に長押を設けました。壁に取り付けられる長押は、デザイン性も高く、壁に大きな傷をつけることもないのです。これは、お客様用の上着掛けとして活用させる予定です。またいつも着用する上着をここに一時置きすることもできるので、帰宅時はリビングに上着が散らかることも減りますし、外出時は二階のクローゼットまで上着を取りに行く手間が省けます。変化してきた和の空間ですが、昔からあるものの魅力を部分的に取り入れるのも一つの方法だと思います。

Posted by わとそん君 on 9月 1st, 2015 コメントは受け付けていません。